「新規生産回避による環境負荷減」詳細


中古車を使用することで新車の生産を回避し、これに伴う資源消費とCO2排出を削減することが可能です。
日本の厳格な車検制度や整備技術の進歩により中古車でも安全に長期間利用できるため環境負荷を軽減しつつ、車の寿命を最大限に活用することができます。
この取り組みは地域経済にも貢献し、持続可能な社会の実現を目指すものです。
このCO2削減量は英国の信頼できる自動車専門メディア「Auto Express」のデータを基に計算されています。
1台の車の製造には平均して5.6トンのCO2が排出され、その約75%が車体の鋼材製造時に発生します。弊社ではこの情報を基に、日本国内での持続可能な車両使用を推進しています。
具体的には、弊社が中古車を使用することで1台あたり約5.6トンのCO2排出を削減しています。
これは車を新たに生産する場合に必要となるエネルギーや資源の使用を避けることにより実現されています。この5.6トンという数値は、日本の一世帯が2年間に排出するCO2量に相当します。
中古車の使用によるCO2削減は、地球温暖化対策に大きく貢献しています。この削減効果を持続的に確認し、適切にメンテナンスを行うことでさらに環境負荷を低減させることが可能です。
今後もこの取り組みを継続し、データを元にした検証を行いながらさらなる改善を目指します。また、寿命が尽きた車も車のコミュニティーに貢献している修理工場に寄付することで、まだ十分に使える部品をさらに再利用することでこれらの取り組みを推進できます。
(株)テイク・フォト・システムズ 代表取締役 藤本 圭
私は、母校の二人の恩師、阪川武志先生と内藤明先生のもとで、写真全般だけでなくアーカイバル技術や写真の長期保存について学びました。この経験を活かし、創業以来私と私の会社では環境負荷を最小限に抑え、写真アルバムの保存性を高めるための様々な取り組みを行ってきました。
【長期保存性を高める技術】
PVCの廃止:PVCは環境に与える影響が大きいだけでなく、写真の保存性に影響を与えるため、その使用を極力控え性能の高い材料を積極的に導入しています。
ラミネート技術:アクリルやPETを使用したラミネートを施すことで、アルバムの素材が酸化と有害なガスから写真を保護するようにしています。また、湿度管理された美術用ボード紙や長期保存用の無酸性紙の使用により写真の保存性を向上させています。
素材ごとの対応策:本革や木材を使用する場合も、これらから発生する微量の酸性ガス・VOCs(揮発性有機化合物)の影響を極力抑えるために、必ずアクリルまたはPETのラミネートを行なっています。
【持続可能な経済判断】
私たちの会社では、機材や素材をできる限り寿命まで使い切ることで資源の有効利用と経済性を両立させています。例えばエネルギー効率が高いとされるLED照明についても、単純にエネルギー効率だけを見て導入するのではなく高い演色性が求められる撮影環境では、蛍光灯との比較を行い経済性や実用性を慎重に検討しています。
このように経済合理性に基づいた計算と判断を重視し、持続可能な選択を行っています。
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